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【プレスリリース】AI顔認証技術を活用した感情検知の概念実証試験を実施

「エモーショナルセンシング:顔いいね」の概念実証試験を実施

株式会社ジェーミックスは、令和3年2月にサイバーリンク株式会社(台湾 台北 CyberLink Corp.(5203.TW)(本社:台湾新北市、以下 サイバーリンク))と連携し、AI顔認証技術を活用した感情検知「エモーショナルセンシング:顔いいね(以下 顔いいね)」の学校教育現場での概念実証試験を行います。顔いいねはサイバーリンクが開発するディープラーニング技術を活用したAI顔認証ソフトウェア開発キット「FaceMe®(公式サイト: https://jp.cyberlink.com/faceme)」を活用し、児童生徒の健康観察や教師の多忙化解消を目的として開発しました。
なお、顔いいねは、新潟県新型コロナウイルス感染症対策革新的システム・技術等創出事業(※)の採択を受けて開発を進めています。

(※)新潟県新型コロナウイルス感染症対策革新的システム・技術等創出事業とは
新型コロナウイルス感染症拡大による社会・経済の変化に対応するため、事業者の感染症対策及び非対面型・非接触型ビジネスモデルへの転換に資する製品・サービスの開発・実証及び販路開拓を行う事業者を支援する補助事業です。

■エモーショナルセンシング:顔いいねとは
<製品の機能>
本製品は、AIが行動を理解し、精細な分析と正確な検知を行います。児童生徒がカメラに映るだけで、年齢、性別、感情、顔の向きなど、顔に関する属性を高精度に検出し分析します。また、赤外線サーモグラフィによる体表面温度測定も同時に行うことが可能です。

<開発の背景と目的>
学校教育現場では、様々な環境下の児童生徒が集い、教師に見守られながら学校生活を送っています。教師は、複数の児童生徒に対応するため、一人の児童生徒に付き切りで対応することは困難ですが、一方で児童生徒一人一人の悩みや問題の早期発見に努め、即時に対応することが求められます。教師は、児童生徒の心情の変化を顔の表情や行動から読み取ります。ところが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、学校では児童生徒がマスクを着用しています。マスクで顔の半分以上が隠れている状態では、教師が児童生徒の表情を読み取りにくく、感情の変化に気付きにくくなってしまいます。その結果、悩みや問題を抱える児童生徒を教師が見過ごしてしまう危険性が高まります。
そこで、教師による健康管理や児童生徒理解を支援し、日常と異なる状況を早期に発見するための情報を提供するシステムの開発に取り組みました。それが、「エモーショナルセンシング:顔いいね」です。
登校時刻の記録、体温の記録、表情の記録などが自動的に蓄積されることにより、児童生徒一人一人の通常の状態が見えてきます。それにより、通常と異なる状況が生じた場合に、変化に早く気付くことができ、より早く対応することができるようになります。また、マスクをしているときにもAIが表情を読み取るため、教師が目視では確認しにくいマスクをした状態の表情の変化に気付く可能性が高まります。
複数の児童生徒への一斉指導と個別の対応が求められる多忙な教師には、児童生徒一人一人の状況を早期に正確に把握するための支援が必要です。この「エモーショナルセンシング:顔いいね」が、教師の皆さんへの大きな支援となることを心から祈って開発に取り組みました。

■概念実証試験について
本概念実証試験においては「AIが行動を理解し、精細な分析と正確な検知を可能にする」ことにより、学校教育現場において教師の負担軽減にどのように寄与するか実証することを目的とします。特に、児童生徒理解と健康管理においての効果を期待しています。実証校として上越市立飯小学校(新潟県)様にご協力いただき、令和3年2月17日より学校教育現場における概念実証試験を行います。概念実証試験においては、主に以下の機能について実証を行います。

・児童生徒の出席管理(入場方向にカメラを設置し登校時刻を記録)
・児童生徒の健康管理(赤外線サーモグラフィによる自動体表面温度測定)
・児童生徒の感情推測(表情に基づいて感情を推測し記録)

■AI 顔認証エンジン「FaceMe®」とは
機械学習とディープニューラルネットワーク AI 技術を使用した FaceMe® は、高速な認識 速度(0.2秒以下)と高い認識精度(本人識別率 99.7%)、角度のついた顔でも認識する広い認識範囲を実現するリアルタイムAI顔認証エンジンです。アメリカ国立標準技術研究所(NIST)の顔認証技術ベンチマークテストFRVT 1:N(WILD, 1E-5)テストにおいて、認証精度世界第6位の成績を収めています。

<クロスプラットフォームソリューションに最適化>
FaceMe® は、Windows、Linux、Android、iOS 用にデザインされ、クロスプラットフォームでの開発に最適です。ドアセキュリティシステム、デジタルサイネージ、キオスク端末、POS システム、Android / iOS ベースのアプリケーションなど、さまざまなハイブリッド環境に合わせて展開できます。

<サーバー & エッジデバイスに柔軟に対応>
FaceMe® は速度 / 精度 / GPU / CPU 処理などをフレキシブルに設定することが可能となっており、様々なハードウェア構成においてリソースに合わせた動作が可能で、エッジコンピューティングに最適化されています。

<AI ハードウェア向けに最適化>
メインストリームからハイエンドまで、多様なパフォーマンス要求を満たすために、開発者は GPU アクセラレーションを有効にし、OpenVINO™、NVIDIA® CUDA™、Intel® Movidius、Jetson、ARM などを利用してディープラーニングアルゴリズムを高速化できます。

■上越市立飯小学校(新潟県)様からのコメント
本日の「エモーショナルセンシング:顔いいね」概念実証試験の発表を歓迎します。
私は数年前から、教員を支援する情報提供や健康管理をAIによる顔認証技術や体温計測技術を活用してできないものか、考えておりました。今回、「エモーショナルセンシング:顔いいね」の実証試験を当校で行うことになり、数年来の考えが実現に結び付く第一歩を踏み出せることをとてもうれしく感じます。
AIにより確認され、整理された子供たちの健康状態情報や感情情報を有効活用すれば、個に応じた指導や対応が今まで以上に充実することができます。統合型校務支援システムとの連携など、今後の開発にも期待しています。

上越市立飯小学校
校長 田邊 道行

■サイバーリンク株式会社
台湾に本社を置くマルチメディアソフトウェアと AI 顔認証技術の世界的リーダーです。マルチメディアコンテンツの創作、再生、AI 顔認証エンジンなどの多岐にわたるソリューションを展開しています。
URL:https://jp.cyberlink.com/

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